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「蔦重と歌麿・写楽」全三章

みなさんこんにちは!2025年4月12日(土)から始まります

歌麿館の企画展のご案内です!

NHK大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」の放送を機に、

歌麿館では喜多川歌麿をはじめとする当時の浮世絵師たちの作品を特集した展示を開催いたします。

この展示を通じて浮世絵の技法や構図、そして日本文化の美しさをぜひ感じ取っていただければと思います。

 

浮世絵は、江戸時代の人々の生活や風俗を描いた芸術作品であり、

その繊細な表現や色彩の美しさは、今なお多くの人々を魅了しています。

喜多川歌麿の作品は、特に女性美や風俗画において高く評価されており、

その卓越した技術を楽しむことができます。これを機に浮世絵の魅力を再発見するとともに

日本の伝統文化に触れてみてください。

 

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「蔦重と歌麿・写楽」全三章

※各展示中のイベント等の詳細は、決まり次第お知らせいたしますので、ご了承くださいませ。

 

 

【第一章】「吉原と蔦重」 ~蔦屋の誕生と浮世絵の技~

2025年 4月12日(土) ~ 6月29日(日)

 

 

【関連イベント】※イベントは、終了しました。

記念講演『蔦重と江戸文化』

講師:山田 広志氏 (国際浮世絵学会・大洲史談会会員)

日時:2025年5月18日()  14:00~ ※参加無料

場所:風の博物館・歌麿館内

 

※講演の様子は、こちらからご覧いただけます⇩

記念講演『蔦重と江戸文化』

 

 

 

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 【第二章】「蔦重と写楽」 ~写楽の登場~

2025年  7月5日()  ~  9月21日()

 

【関連イベント】記念講演 ※イベントは、終了しました。

「くわだてささえる彫師の仕事」〜 べらぼう貴重な歌麿版木 〜

[日時] 9月21日() 14:00~ ※参加無料

[場所] 大洲市立肱川 風の博物館

 

※講演の様子は、こちらからご覧いただけます⇩

記念講演『くわだてささえる彫師の仕事

 

 

 

[講師] 野嶋  一生(のじま かずき)氏

 (京都竹中木版竹笹堂彫師、木版画作家)

 

美術系高校で洋画を学んだのち、竹中健司が講師を務めた大学で木版画を専攻。

卒業後、熱心な制作姿勢が認められ木版印刷の彫師として竹笹堂に入社。

名門菊田流木版彫刻を継承する現代の名工・彫師藤澤洋氏に伝統的な彫刻術を学び、

その技術を磨く。浮世絵木版画や現代版画などを多数手がけるほか、

仏画や護符御札など仏教版画の修復・新調彫りにも携わり、

木版印刷のあらゆるジャンルの彫刻技術に精通している。

 

「竹中木版竹笹堂」HP

 

 

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【第三章】「蔦重と歌麿」 ~蔦重の死去と歌麿晩年の名作~

2025年 9月27日(土) ~ 12月21日(日)

 

天明7年より始まった寛政の改革は、享保の改革以来の質素倹約と公序良俗を目的とし、

当時江戸の最大メディアとして発達しつつあった浮世絵をはじめ出版物に対しても

様々な規制をかけてゆく。改革開始後、出版業に関する明確な触書が出たのは

寛政2年5月が最初であったが、その翌年には、蔦重が山東京伝作の洒落本を出版したことで、

身上半減の刑に処せられました。この出版統制によって狂歌絵本の制作は困難となり、

逆に歌麿に転機が訪れました。こうした中で、蔦重は歌麿の美人画でヒットと飛ばし、

写楽をデビューさせ、時代の逆風に抗いますが、蔦重の成功を追いかけるように幕府は

次々と禁令を出します。個人名の標記の禁止、美人大首絵の禁止。

それだけ蔦重の扱う商品は影響力があったものと思われます。

 歌麿と蔦重の錦絵制作が最も充実していたのは、寛政5年から6年頃で、寛政7年頃以降は

少し変化が見られるようになります。蔦重との距離ができ始めたのがこの頃からで、

歌麿に蔦重以外の様々な版元から依頼が入るようになり、歌麿らしい芸術性の高い

作品をいくつも制作していきます。蔦重は、寛政8年秋ごろより体調が悪化し

伏すようになり、翌年の5月に47歳で病没。

 

本章では、歌麿が蔦屋以外の版元から刊行された作品を展示します。

 

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主催/大洲市立肱川 風の博物館・歌麿館

後援/愛媛新聞社・NHK松山放送局・南海放送・テレビ愛媛・あいテレビ

愛媛朝日テレビ・FM愛媛・ケーブルネットワーク西瀬戸・竹中木版竹笹堂

 

 

《お問合せ先》

風の博物館・歌麿館 (0893) 34-2181