第17回「風の博物館 俳句会・講演会」選考結果&次回開催のお知らせ
令和6年3月から募集しておりました、
浮世絵がテーマの、葛飾北斎 冨嶽三十六景「東海道品川御殿山ノ不二」と
当季雑詠におきまして、投句いただき誠にありがとうございます。
先日、参加者による互選にて入選句を決定いたしましたのでお知らせいたします。
第17回「風の博物館 俳句会」入選句
ご入選されました皆様、おめでとうございます!!
入選作品は、当館のロビーにて展示しております。
ご来館された際は、ぜひご覧ください♪
第18回「風の博物館 講演会・俳句会」のお知らせ
【日 程】 | 令和6年 5月18日(土) |
【場 所】 | 風の博物館 |
【講演時間】 | 13:00~ |
【講演内容】 | 江戸文化講座 |
【講 師】 | 芳我 明彦 (内子町郷土研究会会長) |
【句 会】 | 14:00~ (参加者による互選) |
【 俳句の兼題 】
※題材: 喜多川 歌麿 百千鳥狂歌合「燕 雉子」を1句、
当季雑詠:2句となります。
※投句の締切日 5月13日 (月) ※互選にて行います
【 兼 題 】
喜多川 歌麿 百千鳥狂歌合「燕に雉子」
寛政元年(1789年)歌麿36歳の作品。全15作品前編に7図、後編に8図。
1図の中に2種類の鳥が描かれている。羽毛表現に空摺りを使用したり、
線の細さでデリケート差をつけたり工夫が凝らされている。
赤松金鶏の狂歌が入っている。(⇩狂歌)
燕 酒月米人(さかづき こめんど) つばめにも身をかへえてまし下紐を
ときはにながくねんと思へば 雉子 桐一葉(きりのひとは)
あふときはけんもほろろな返事して いひ出ん事のはねもすぼめり
【現代語訳】
あなたの衣の下紐を解いて、末永くときわにお付き合いしたいと思うだけに、
常盤(ときわ)の国とこの世を往来するという燕になりたいものだ。
会う時のあなたは雉子(きじ)が鳴くように けんもほろろな返事なものだから、
言い出すことにさえ雉子さながら羽をすくめてしまう。
※けんもほろろ… 人の頼み・相談を全く取り合わず、はねつけるさま。
どなたでも参加が可能な句会です!!
風の博物館では、四国では珍しい浮世絵の専門館「歌麿館」
が併設されています。この浮世絵をもっと身近に感じていただくために
「浮世絵」をテーマとした作品を投句していただき、2か月に一度、
句会を開催しております。また、句会の日には浮世絵を育んだ
庶民の文化・江戸文化について
専門家が分かりやすい内容で講演していただきます。
月初めに発表する「浮世絵」をテーマにした
兼題を一句、当季雑詠を二句とし、お一人様、三句まで投句できます。
※「当季雑詠」 今の季節の事象であれば何を詠んでも良い事。自由題です。
【必要記載事項と投句方法】
① 俳 号
② 投句1(浮世絵をテーマにした句)
※2ヵ月に一度、お題に出されます。
③ 投句2(当季雑詠)
④ 投句3(当季雑詠)
※お一人3句まで、投句できます!
【 Googleフォーム宛て 】
【 風の博物館宛て 】
【 郵送 】
〒797-1505 大洲市肱川町予子林99番地1
「風の博物館俳句会」係まで
《お申込み・お問い合わせ先》
風の博物館・歌麿館 (0893)34-2181