浮世絵「摺り」体験のご案内

【お知らせ】
令和7年 1月~3月の期間は、浮世絵摺り体験をお休みいたします。
【令和7年 4月から受付開始いたします】
■ 日時等詳しくは、ご相談くださいませ。
■ 第1・2土日は、歌麿cafe営業日の為、予約出来ない場合がございます。
予めご了承くださいませ。

風の博物館・歌麿館では、浮世絵の多色摺り体験ができます。
「摺り」を体験することで、浮世絵の魅力を感じていただけたら嬉しいです。
葛飾北斎『冨嶽三十六景』の最も有名な「神奈川沖浪裏」の版木で、
本格的な摺り体験ができます。大洲和紙(おおずわし)に4色で「摺り」ます。
絵の具の塗り方・バレンの力の入れ方などの違いにより、仕上がりに個性が出るのも
また版画の魅力です。完成品は、お持ち帰りいただけます。

冨嶽三十六景《神奈川沖浪裏》
ふがくさんじゅうろっけい かながわおきなみうら


浮世絵摺り体験の工程 ① ~ ④
① 1枚目の版木 (舟の部分)
筆に絵具を付け、版の凸部分に塗っていきます。その後、はみ出た絵具を刷毛で丁寧に取り除き和紙をセットして、バレンで摺ります。
※以下、同じ手順を繰返します。
②2枚目の版木 (波の部分)
1枚目と同じ方法で、2枚目も摺ります。波の細かい部分が出るように、丁寧に摺ります。
③3枚目の版木 (濃い波の部分)
1枚目、2枚目と同じ方法で3枚目も摺ります。波の気泡の部分が表現できるよう刷毛で余分な絵具を丁寧に取り除きます。
④4枚目の版木 (濃い波と輪郭の部分)
1枚目、2枚目、3枚目と同じ方法で、4枚目を摺ります。ここで波の一番濃い部分と、全体の輪郭が出てきます。この時に富士山が現れ、4枚目で完成です!
浮世絵摺り体験について
●完全予約制 (事前予約必須)
※お一人様からご予約いただけます。6歳以上のお子様は、保護者同伴でご予約いただけます。
※ご用意いただくものはございませんが、絵具等で汚れる可能性がございますので、ご心配な場合は
エプロンをご持参くださいませ。
●所要時間
※5名様までで、1時間半程度のお時間となります。あくまでも目安ですので、多少前後する場合がございます。
●場所
歌麿館ラウンジ
●用紙サイズ
A4用紙サイズ (横21㎝ × 縦29.7㎝)
●料金
[額装なし] お一人様 1,000円(材料費込)
[額装あり/マット紙付] お一人様 2,500円(材料費込)
●服装
汚れてもいい服装でお越しください。
ご予約の際に、お申し出くださいませ。

※上記のイメージ画像は、額装あり/マット紙付2,500円(材料費込)になります。

ご予約・お問い合わせ先
風の博物館・歌麿館
TEL (0893) 34-2181
FAX (0893) 34-3966
お問い合わせフォーム
令和5年12月から募集しておりました、
浮世絵がテーマの、葛飾北斎 冨嶽三十六景「甲州石班沢」と
当季雑詠におきまして、投句いただき誠にありがとうございます。
先日、参加者による互選にて入選句を決定いたしましたのでお知らせいたします。
第16回「風の博物館 俳句会」入選句


ご入選されました皆様、おめでとうございます!!

入選作品は、当館のロビーにて展示しております。
ご来館された際は、ぜひご覧ください♪

第17回「風の博物館 講演会・俳句会」のお知らせ
【日 程】 |
令和6年 3月23日(土) |
【場 所】 |
風の博物館 |
【講演時間】 |
13:00~ |
【講演内容】 |
資料取り扱い講座2 |
【講 師】 |
山田 広志氏 (大洲市学芸員) |
【句 会】 |
14:00~ (参加者による互選) |
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【 俳句の兼題 】
※題材:葛飾北斎 冨嶽三十六景「東海道品川御殿山ノ不二」を1句、
当季雑詠:2句となります。
※投句の締切日 3月18日 (月) ※互選で行います

【兼題】
葛飾 北斎 冨嶽三十六景「東海道品川御殿山ノ不二」
東海道に面した御殿山には、将軍家の品川御殿が置かれ、その後
桜の植樹が行われ、富士と桜が一緒に楽しめる名所となりました。
花の盛りのころには、敷物を広げて宴を催す人、扇を広げて
舞う人たち、子供を背に花見を楽しむ夫婦など、今も変わらない風景です。
画面右下の小僧の担ぐ風呂敷に、版元西村屋の商標(山形に三つ巴)があります。
画中の人物のしぐさや隠された図像や文字に目をこらすのも北斎画の楽しみ方です。

どなたでも参加が可能な句会です!!
風の博物館では、四国では珍しい浮世絵の専門館「歌麿館」
が併設されています。この浮世絵をもっと身近に感じていただくために
「浮世絵」をテーマとした作品を投句していただき、2か月に一度、
句会を開催しております。また、句会の日には浮世絵を育んだ
庶民の文化・江戸文化について
専門家が分かりやすい内容で講演していただきます。

月初めに発表する「浮世絵」をテーマにした
兼題を一句、当季雑詠を二句とし、お一人様、三句まで投句できます。
※「当季雑詠」 今の季節の事象であれば何を詠んでも良い事。自由題です。

【必要記載事項と投句方法】
① 俳 号
② 投句1(浮世絵をテーマにした句)
※2ヵ月に一度、お題に出されます。
③ 投句2(当季雑詠)
④ 投句3(当季雑詠)
※お一人3句まで、投句できます!

【 Googleフォーム宛て 】
投句フォームはこちら
【 風の博物館宛て 】
投句をメール送信する方はこちら
【 郵送 】
〒797-1505 愛媛県大洲市肱川町予子林99番地1
「風の博物館俳句会」係まで

《お申込み・お問い合わせ先》
風の博物館 (0893)34-2181
本日は、八幡浜からお越しの皆様と一緒に
木版画の摺り体験をしました!


まずは、歌麿館の常設・企画展示室をゆっくり見ていただきました。
そしていよいよ摺り体験です!!

摺る版木は、葛飾北斎の『冨嶽三十六景』の一つ「神奈川沖浪裏」🌊
皆さん、最初は不安もあり、恐る恐るの作業でしたが、
3枚目4枚目の摺りになると、お互いに声をかけなが共同作業のように(笑)
実際に出来上がった作品でも、ここがいまいち!と2枚目に挑戦されたりと、
こだわって摺っていただき、私たちスタッフもとっても楽しかったです♪
そうして、出来上がった作品はこちら!!

皆さん、大変お疲れ様でした!!