【風の博物館企画展】 松本 裕 × 豊崎 崇 二人展 「四国猫ものがたり ~港町に暮らす猫たち~」
みなさん、こんにちは!
早速ですが、7月15日より始まります「風の博物館 企画展」のご案内です!!
松本 裕 × 豊崎 崇 二人展
「四国猫ものがたり ~港町に暮らす猫たち~」
s h i k o k u n e k o m o n o g a t a r i
期間 : 2016年 7月15日(金)~ 8月29日(月)
入館料:無料
古来、漁師さんは大漁と航海の安全を願って猫を大切にしてきたと言われています。
四国の港町にはその言い伝えを裏付けるかのように、たくさんの猫たちが暮らしており、
港町に暮らす人々は猫たちを大切にし、お互いを認め合いながら共存しています。
四国の港町では時がゆったりと流れ、昭和の面影を色濃く残した町並みも人々も
猫たちも自由でどこかのんびりとしています。
人も猫もお互いを認識しつつも、互いの生活を尊重し合う、
そんな風土のようなものが四国の港町に存在するように思えてなりません。
猫たちも人の領域に過度に干渉することなく、港町や漁港の片隅で
猫たちの「ものがたり」を後世へと紡いでいるのだと感じます。
私たち二人は、四国の港町で暮らす猫たちの「ものがたり」を
写真として記録していくことが共通のライフワークです。
今回の作品は「四国猫ものがたり ~港町に暮らす猫たち~」と題し、
松本は愛媛を中心に、豊崎は徳島と香川を中心に撮影しました。
昭和の面影を色濃く残した四国の港町の中で、
猫たちが紡いだ「ものがたり」の記録であり、
それはまた、私たち二人がこの時代を生きた証でもあります。
今回の写真展を通じて、人や港町と猫との関わりについて
少しでも感じとって頂けたなら、作者としてこの上ない喜びです。
【 作 者 略 歴 】
松本 裕(まつもと ゆたか)
1976年生まれ。愛媛県出身。鬘床山、着付師。
2000年より現像所で働きながら外で暮らす猫たちをテーマに撮影を開始する。
以後、地元のペット情報誌などで外猫写真館などを連載しつつ、
フリーランスのカメラマンを経て現在に至る。